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コリメータ・オートコリメータとは

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コリメータとは



レンズは無限遠(∞)からの光をその焦点位置に結像します。



この性質を利用して逆方向に利用、即ちレンズの焦点位置に点光源を置けば、その光はレンズから∞を目指して平行光として出ていくことになります。これがコリメータの原理です。



このコリメータを被検レンズに対向して配置し、コリメータの焦点位置に置かれたチャートに透過光を入れれば、被検レンズの焦点位置にこのチャート像が結像され、各種の測定を行うことが出来ます。例えば焦点位置、∞調整及び収差の確認などです。





オートコリメータとは


オートコリメータとは、この焦点位置に置かれた点光源は平行光として射出されるというコリメータの性質を利用して、反射して戻ってきた光線をコリメータの焦点位置で再び観察できるように、ハーフプリズムと観察光学系を組み込んだコリメータの事です。



オートコリメータに単純な平面ミラーを対向させた状況を考えればその機能が良く理解できます。オートコリメータは、被検平面の角度測定や、被検プリズムの角度測定、更には被検レンズのフランジバック測定等にも利用されます。




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